RNCD-005

Test Pattern「fin」 (RNCD-005) 

2001年12月26日全国発売 1800yen (without TAX) お問合せ

Test Pattern待望の初ソロアルバム!ギター、ベース、ドラムによる絶妙のアンサンブルにグロッケン、ピアニカ等のアコースティックな響きからフィードバック、ノイズ、電子音までもが絡み合う。進化し続けるジャズ・音響・エレクトロニカ・ポストロックのさらに向こう(こちら?)側へ。 

 1+2 「lean on the ship's rail」
 3  「igloo」
 4  「foliage」
 5  「count」
 6  「e.g.3.9」
 7  「Tiwa loves Terr (the banks of a river)」
 

「あたかも其の生を歓び、翔ける、若鹿のような。」
たとえば、波について。たとえば、風について。ふだん僕たちは、それらを水のうねりや空気の移動といった辞書的定義よりもむしろ、清々しい、心地よいといった肌感覚を伴うイメージの産物として実感している。Test Patternについて記すことは、波や風をことばで説明するのと同じくらい難しく、意味が無い。音楽はそこにある。ただ、聴けばいい。感じればいい。これは、貴重なまでに真摯で誠実な彼らと、彼らの音楽に捧げる、最上級の賛辞である。 安永哲郎(minamo / cubic music


music axessで試聴可能です。

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cubic musicにてweb上での試聴、購入が出来ます。

ディスクユニオンでもweb上での購入が可能です。

・先行販売店舗(関東:ディスクユニオン、BEAMS RECORDS原宿 関西:BEAMS RECORDS京都 岡山:グリーンハウス、ペパーランド、キングビスケット、LPコーナー、SOUNDS、コルフェット 九州:BEAMS RECORDS福岡)



●岡山を拠点に着実な活動を続けてきたスリーピース・バンドのファースト・フル。ポスト・ロックや音響派的なアプローチを取りつつ、時にサイケデリックに、時にキャッチーに展開するサウンドは、ありがちなイメージに固まらない、良い意味での「隙」を有している。レーベルの活動にも期待。(SWITCH掲載)佐々木敦 (HEADZ)

●ポストロック勢との共振を感じさせる、岡山の3人組による1作目。ひたすら同じフレーズを反復することで、さまざまな景色を現出させる展開や、まるで空気や水のようにナチュラルに体に馴染む音の肌触りなどは、あえて言えばデヴィット・グラブスの初期作に近いか。それにしても、永遠に虚空をさまよっているようなこの浮遊感。清涼なアコースティック作品でありながら、同時にサイケデリックでもあるのがおもしろい。(bounce掲載)土佐有明(音楽評論家)

●98年に岡山で結成されたトリオのファーストアルバム。ギター、ベース、ドラムスを基本にした柔らかい音のインストで、ジャズ〜ラテン音楽も溶け込んだポスト・ロック・サウンドと言えそう。音響系と言われる物にも接点はあるが、TORTOISEと言うよりは、末期GASTR DEL SOLのポップ感と共振していそうな仕上がり。くつろげてグッドなのだ。(DOLL掲載)行川和彦(音楽評論家)

●rev-node recordsからリリースされた岡山出身のトリオ・バンド。岡山と言えばなぜかサイケやトランスなどのバンドがぞくぞく出現することで有名であるが、まるであの土地に生きる巨大な精霊がこの三人の演奏には宿っているようなバンドである。ただひたすらと広がるイメージが聴き手に詩情を沸き起こさせる。サイケ譲りのスライドギターがまるで自分は水の中の水であるなんて思ってしまうような感覚に捕われる。今まで自分を構成し安定させていた知性はどこへ行ったのやら彼等の演奏を前にして、僕は僕の存在を忘れてしまうのだ。まるでここを走り抜けたらどこかへいけるのではないかと思わせるような軽快なドラミングや「sugar plant」のようなギターの音の粒子が体にしみ込んでくるのは自分を忘れたい時の心地よさのようなのだ。曲の展開がほんと走ったり歩いたり、飛んだり転んだりで非常に面白い。平凡な日常のちょっとした歪み。名曲のオンパレードです。(COOKIE SCENE掲載)




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